ホイアンの基本情報～旅行前にチェック～

このページではホイアンの基本情報をまとめています。ぜひチェックしてみてください。

ホイアン旅行のおすすめのシーズン

ホイアン旅行は時期に気をつけてください。
ここでは観光に最高の時期と、逆にこの期間だけは避けた方がいいという時期をご紹介したいと思います。

ベトナム中部地方のホイアンは雨季と乾季にわかれる熱帯モンスーン気候です。

乾季は2～8月頃で、雨が少なく快適に過ごせます。5～8月は雨が少ないのですが、一年で最も暑い時期になります。ホイアンのベストシーズンはこの乾季の2～8月頃です。ホイアンの旧市街歩きや観光には2月～5月、ビーチリゾートを満喫するには4～8月が最適です。 30度を越える日が続きますので、日焼け対策、帽子、サングラスの着用はお忘れなく。基本的には暑いベトナムですが、12～2月には20度を下回る日もあります。脱ぎ着しやすい服装を心がけるといいでしょう。

雨季は9～12月頃で、特に10～11月は大雨と台風の季節となります。雨季は折り畳み傘やレインコートなどの雨具が必要になります。ホイアンは夜も含めて外の景観を楽しむのが醍醐味となりますので、雨に降られてしまっては台無しです。9月から12月頃までは雨季に該当しますので、ホイアン観光はできれば避けましょう。
10月から11月にかけての大雨と台風の季節ですが、毎年1回か2回、ホイアンは洪水に見舞われます。いつもの歴史保存地区は川となり、ボートでの移動となります。この時期の観光は非常に危険ですので、おすすめできません。9?11月にホイアンを訪れる場合は事前に天気予報などで最新情報を入手しておきましょう。

ホイアンの洪水

上述しましたがホイアンは数年に1度トゥボン川が増水し、旧市街の家々の1階部分が水没するほどの大洪水に見舞われます。ホイアンは排水整備がなっていなく、お隣のトゥボン川が氾濫しやすいので毎年被害を被っているわけです。
歴史保存地区に指定されている民家は世界遺産のため改修工事は国が行います。しかし近年は毎年見舞われる洪水が原因で老朽化が著しく、近い将来ホイアンの町が亡くなってしまうのではないかと叫ばれています。もしかしたら、ホイアンの古き良き町並みを散策できるのもここ数年の内かもしれませんね。伝説となる前に、是非一度は訪れておきましょう。

雨季の観光

旅行スケジュール的にホイアン旅行を雨季にせざるを得ないという方も多いかと思います。
見どころである平屋や博物館などの観光スポットは屋内ですし、夜のホイアンシアターも室内となります。また、川沿いのバクダン通りにはレストランカフェが並んでいますので、そこでビールを飲みながらゆっくりと雨降りのホイアンを眺めてみてはいかがでしょうか。

その他にはホテルのグレードを上げて、ホテル内で時間を過ごすのもおすすめです。午前中は寝室でゆっくりして、午後は室内プールでひと時を過ごし、日が暮れたらビュッフェでベトナム料理を頬張る。夜はランタンの明かりに包まれたバーでカクテルを飲む。こんな1日があってもいいのかもしれませんね。

歩行者天国

チャンフー通りとバクダン通りに挟まれた旧市街は、毎日8:00?11:00、15:00?21:30の間は車とバイクの乗り入れが禁止され(自転車は可能)、歩行者天国になります。このときばかりは、狭い道もバイクを気にすることなく、そぞろ歩きを楽しめますよ。覚えておきましょう。

ホイアンでの両替

ベトコム・パンクVietcomBankで主に行えます。
USドル、日本円の現金の両替が可能。またアメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブ、JCBカード、マスターカード、ビザカードでATMからのキャッシングも可能。ほかに町なかにはベッティン・バンク、アグリ・バンクなどもあり、それらでも両替やキャッシングが可能です。

ホイアンの物価

基本的にはベトナム国内とあって、日本と比べるとべらぼうに安いです。ベトナム国内と比べると多少の観光地価格が上乗せされるといった印象です。

ただし、ビールの価格は例外でベトナム最安といわれ10円台でビールが飲めます。
具体的にローカルビールの価格を比較すると
ハノイのビアホイ（ベトナムの生ビール）はジョッキ1杯5000ドン(約25円)。
フエのHUDAビールは1本10000ドン(約50円)。
ホーチミンのサイゴングリーンビールは1本10000ドン(約50円)。
ホイアンのフレッシュビール（ローカルビール）は1本3000ドン(約15円)です。安い！！！ビール天国です。

ホイアンの治安

ホイアンでは世界遺産に登録されている旧市街周辺など、観光客が集まるエリアは治安が良いといわれていです。昼間は暑いので夕方頃から観光客が増え始め、ランタンの灯る夜間が観光に一番人気の時間帯です。旧市街エリアは夜遅くまで賑わっているので、22時頃まで出歩いても問題ないと思います。心配であれば、旧市街近くのホテルに宿泊するのがおすすめですまた観光地化とともに貧富の差が生じているので、観光客があまり立ち入らないローカルエリアには行かない方がいいです。特に車が通れないほどの小道は、歩かないようにしましょう。